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© isahaya - inoue dental clinic

皆さまこんにちは、歯科衛生士の野田でございます。入梅し紫陽花の花もひときわ鮮やかに咲く季節となりましたね。

さて、
6月4日は『むし歯予防デー』でしたね。学校やTVの番組で歯についての話など聞かれた方も多いかと思いますが、どうでしょう、歯のことを考えながらも美しい自分の未来とか、活き活きとした自分とかまで想像できましたでしょうか。健康で美しくあるためには、歯って大切ですよね。
前置きが長くなりましたが、最近飛び込んできた、わたくしにとってもとても嬉しいニュースを二つご紹介します。

まず、1つ目はフッ素についてです。≪フッ素≫を含む歯磨き剤は歯質を強化しむし歯予防に効果があるということは、WHOも認め使用することを推奨しているのですが、歯磨き剤に含まれるフッ化物の濃度を他国と比較してみると、予防の先進国である欧米では1000ppm~1500ppmが一般的である中、日本では、これまで1000ppm(0.1%)以下と薬事法で制限されていました。
それが、この3月厚生労働省は、歯磨き剤のフッ化物濃度を国際基準と同じ1500ppm(0.15%)を上限とすると承認したのです。ある専門家の方の見解では、500ppmアップしたことでむし歯予防効果が7%アップするとのこと。
歯科用フッ化物に関しては安全性が確立されているとはいえ賛否両論あるなか、この度の承認は画期的な出来事であると一歯科医療従事者としては、感激しているところです。いろんな方々のたえなる努力の賜物であると思います。
発売も近く始まるようですので購入の際は、フッ化物濃度などご確認ください。1000ppm以上の商品は、濃度や取り扱いの注意事項を明記してあるはずです。

そして2つ目です。厚生労働省や日本歯科医師会が推奨している、8020運動≪80歳まで20本の歯を維持していこう!≫というものがあります。
運動開始当時(約30年前)、日本人の80歳での歯の残数は平均3~4本ほどで、当時すでに8020達成者が多かった欧米諸国の人たちと比較しても大きく出遅れている現状がありました。
このことに関しても、この6月に入って素晴らしいニュースが飛び込んできました。
厚生労働省の昨年の歯科疾患実態調査により、80歳の半数が20本の歯を維持できていると確認した・・とのこと。まだまだ欧米レベルには届いていませんが、この5年ほどで大きく伸長したようです。
自分の歯に勝るものはありません、もっとたくさんの人が自分の歯でしっかり食事ができて元気で健康なお年寄りが増えると、超高齢化社会もなんだかとても楽しくなりそうではありませんか?(すみません、筆者自身の老後への期待が入りました・・・😅)

それでは8020を目指すには、いつから取り組んでいけばいいのでしょう・・。
『ローマは一日にしてならず!!』。お口の健康は『歯磨き』だけで叶うものではありません、歯や唾液の質、日常生活上の嗜好品や生活習慣、歯並びや姿勢、呼吸、内科的疾患や自己免疫力、他にも多数様々な要素が絡んできます。そう考えると8020への取り組みは、もしかしたらお母さんのお腹の中に居るときからすでに始まっていると言っても間違いではない・・・と思うのです。これからも、色々な方面から皆さまの健康維持のお手伝いが出来るように取り組んでいけたらなと思っています。
『むし歯予防デー』は、どうやらわたくしにとって、自分の仕事を見直す絶好の機会にもなったようです(^-^)。

 

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