こんにちは、歯科衛生士の野田です。
もうすぐ平成も終わり、新たな時代がやってきます。来年は、東京オリンピックもあるし、世の中はどんどん流れていきますね。
この東京オリンピック開催2020年を目標に、急ピッチで進められている国の対策の一つとして【タバコ対策】があります。2010年、IOC(国際オリンピック委員会)とWHO(世界保健機構)が、『タバコのない五輪』の推進で合意したことで、近年の競技開催国でも受動喫煙防止対策が行われています。
わが国でも、望まない受動喫煙の防止を目的とする健康増進法の一部を改正する法律が、H30年7月に成立したことで、受動喫煙を防止する取り組みは、マナーからルール(法規制)へと変わっていくこととなります。
飲食店や公共施設においてもゆくゆくは、全面禁煙が義務化されることになるようです。
一般企業においても同様の取り組みが求められることになるようで、
『今年の秋から、うちの会社では屋外であってもタバコが吸えなくなるのだよ・・・タバコやめなきゃなぁ・・』と話される患者さんも最近何人かおられました。
これまで肩身の狭い思いをしていた愛煙家の方々にとっては、また更なる試練が訪れることになるのでしょうか・・・?禁煙のチャンス!タバコを止める絶好のきっかけ!と前向きに考えている方もいらっしゃるでしょうか?いいきっかけ・・と考えてくださるといいな・・個人的には思っています。
禁煙したいけど難しい・・と言われる患者さんの何人かにはお話しさせてもらったのですが先日、ある本屋さんで、禁煙の本を見つけました。メンタリストDaiGoさんが書いた禁煙本です。
『これでやめられなかったらあきらめてください』とまで言っている、メンタルテクニック・行動療法を駆使した禁煙法を紹介してあります。私も読んでみて、確かなエビデンスにも基づいていますし、納得できる内容でしたので情報提供させてもらいました。
要略すると、『喫煙はただの習慣に過ぎないから、禁煙はその習慣を断ち切るように行動を変えること』ということで、禁煙を支えるメンタルテクニックも書かれています。
ただ、本気でタバコを止めたい!という意志があることが前提なので、読んで禁煙出来るものではないので誤解なさいませんように・・・。
待合室に置いておきましょうか・・・!(^^)! 院長に確認してからですね。
線引いちゃいましたが・・(*ノωノ)。