いのうえ歯科・矯正歯科 instagram

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こんにちは、歯科衛生士の野田です。
8月7日は立秋でした。暦の上では秋らしいですが、あっつい(;’∀’)ですね~~。皆様今年の夏はいかがお過ごしですか?
『コロナさん』も、姿隠したまま私たちの生活の中にニューっと侵入してきて、ドーンと居座ったままなかなか出ていかないから、ますます困った幽霊👻みたいな厄介な存在になっていますよね。
この招かざる客は、どうしたら出ていってくれるんでしょうか😡

いのうえ歯科・矯正歯科には、院長や副院長チョイスの書籍を借りて読むことが出来る《院内図書館》があります。
そこで見つけた本、【医師が実践する 病気にならない自然な暮らし】 。
初老期に突入している私には魅力的なタイトルでしたので、見つけた瞬間すぐに手に取ってしまいました😅。
著者である本間先生は、もともと最先端の西洋医学に取り組まれていた先生ですが、
ある日、
現代の医学は、発熱やがんやアレルギーなど『結果』として出た病気に対しての対症療法にすぎない。
どうしてこうなったのかという病気の『原因』には全く対応していない。
だから、一時的に回復しても『原因』を変えないことには同じことの繰り返しである!
対症療法より根本療法が治療の本質である!
本の帯にも記してあるように、
医の前に食・農・微生物がある!と考えられました。

私たちの身体は食べた物を原料としてできているのだから、『食』が大きく関係している。
そしてその食を生み出しているのが『農』であり、農で食べる物を作っているのが『土』であり、土の中の『微生物』であると。
そこで本間先生は、
最先端の医療から離れ、田舎で診療所を開きながら、いわゆる昔ながらの土づくり農法を実践探求され、食べる物も加工食品は使わず、味噌や醤油、酢などの調味料まで天然の麹菌を使う方法で手作りされ、昔ながらの自然な生活を営まれています。

私たち人間は、目には見えないけど体の中や周辺は常在菌という微生物で覆われていて、昔から人はその微生物と共存しているがこそ丈夫な体を保っていたそうです。
悪者としか思っていなかった寄生虫でさえも、人の体の中で免疫系のコントロールする仕組みを持っていることが近年わかったそうです。

農業技術の進歩、農薬や除草剤の開発、化学物質や薬の開発、そして過剰な抗菌・除菌グッズ、洗剤やシャンプーなどなんの疑いもなく毎日使ってる日用品であっても化学物質が使われているので、
それらが微生物を排除し、微生物が減少することによって、それが回りまわって私たちの体の中の腸内細菌叢にまで影響し、腸内細菌が関わっている免疫細胞やホルモンの働きを阻害し、自己免疫力が低下して様々な病気を引き起こしている可能性があると書かれていました。

確かに、コロナさんが流行ってからは特に、過剰なほどに殺菌を意識していますよねー。見えない菌は悪いもの!!みたいな意識は強いですよねー。
こんなに気を付けているのに、『コロナさん』は一向に終息しない!!どころかますます脅威をさらして、一体いつまで続くの~~(>_<)って困った状況ですよね。

メディアでも、《ういずコロナ》とか《共存》とか言っていますけど、私たちの免疫力を上げないことには現状打破は出来ないことではないかと、この本を読んで感じました。

こんなにいろんな食品が身近にある日常で、それに慣れてしまっている私たちが、急に本間先生のように自然な暮らしを実践することはすぐには出来ないことだと思います。
でも、毎日の食べる物に関して、食品添加物も化学物質ですから、腸内細菌にダメージ与える大きな要因となるらしいので、
ちょっとだけインスタントや加工食品を減らすとか、食品の裏面表示をみて出来るだけ添加物の少ないものを選ぶとかは出来ると思います。
出来ることから始めてみようと思いました。
本間先生もいまだ探求中のようですので、この本に書かれていることがすべて正しいとは言い切れないとは思いますが、私にとっては衝撃の一冊であったし、とても学ぶことの多かった本でした。
良かったら皆さんも読んでみてください。

免疫力を上げるには、《食》も大事ですが、《呼吸》も大事ですよね。
私たちの体は37兆個もの細胞で出来ています。
細胞を健康に維持していくためには栄養も大事ですが、細胞をしっかりと機能させるためには酸素も必要です。
しっかりと細胞に酸素を供給するためにはどんな呼吸が良いのでしょうか。
そして、呼吸は姿勢にもそして歯並びにも大きく関係しています。(歯並びの治療中の方には耳タコですよね。😀)
健康のためにはどんな呼吸が良いのでしょうか。

先日、口呼吸を鼻呼吸にかえていく【あいうべ体操】の考案者である内科医の今井一彰先生の話を拝聴する機会がありました。その時にご紹介いただいた2冊の本をこの度入手いたしました✌。
もうすぐお盆休みとなりますが、今年も『コロナさん』の影響で、せっかくのお盆も静かなお盆となりそうです。時間が出来そうですので、今度はこの2冊で学んでみようと思っています。
またご報告いたしますね(´▽`*)。

では、皆さん、二度と訪れないこの夏を大切にお過ごしくださいね。

 

 

こんにちは!
矯正医の井上です。

夏休みに入り、子供たちの日焼けを見てうれしくなります。
コロナが相変わらず猛威を振るっておりますが、日焼けした肌は元気に過ごしている証拠ですね。

さて、今日はお行儀のお話です。
『お行儀』とは・・・
社会の規範やルールを守る、気持ちよく過ごすために相手に礼節を尽くす、
社会の中で正しいと認められている手本とすべき立ち振る舞い
とのことです。

なんだか堅苦しくって、別に誰にどう思われたって関係ないよって声も聞こえてきそうですね。
『お行儀』や『躾(しつけ)』って最近あまり聞かなくなったような気もします。

英会話に、お習字、水泳、ピアノ、サッカー・・・
子どもたちは小さいころから大忙しです。早期教育がきっと大事なこともあるのでしょう。

そこに是非とも『お行儀』も加えていただきたい!!
なぜか!?
それは、『お行儀よく』が身体とあごを育てるからです!

例えば食事のときのお行儀。
たくさん唾液が出て、多彩な味を感じることができ、消化吸収の良い食べ方をするには、
背筋がしゃんとして、頭もまっすぐ、お箸でつまめる程度の量を口に入れて、お口を閉じて噛むのです。
猫背で、スマホやテレビ、本を見ながら、おしゃべりしながら、たくさん掻き込むように食べると、
濃い味付けしか感じなくなり、まともに噛むことなく飲み込んで、唾液による消化もされません。
お行儀よくすると、自然と食事の時の顎の動きが、お顔全体の成長発育をうながすような動きにもなります。

まっすぐ立つことができるか
背中を伸ばして座ることができるか

ここでつまづいてしまうお子さんも実は多いような気がします。
これでは、お行儀よくができないんですね。
姿勢が悪いといわれても、姿勢を保つ筋肉が使えない。
姿勢を保つことができないと、目を合わせることが難しいこともあるので
挨拶ができない、コミュニケーションがとりにくい。
スポーツ万能だけど、体幹はできていないのですぐ疲れる、怪我する。

立つ・座る・歩く・呼吸する

基本的な動きが、きちんとなされることがお行儀だと思います。
それは美しい身のこなしにもつながりますので、やっぱり見ていて気持ちがいいです。

幼い頃に
お茶碗もって、肘つかない、お箸で食べ物突き刺さない、たくさん詰め込まない、食べながらしゃべらない、途中で水のまない、
大人たちが口うるさくお行儀について躾けたのは、身体の成長発育のため、あごの正しい動きを導くためにも、大変理にかなっているのです。

いつも勉強に習い事に頑張っているから、うちではゆっくりダラダラさせてあげたい親心。
親だって仕事で疲れてるんだから、細かいところはほっといて欲しい・・・。
痛いほどわかります!!
でも、もしかしたら、その姿勢の悪さ、そのダラダラのしかた、
そもそも基本的な身体の成長発育がうまくいっていないサインかもしれません。

死語になりつつある、『お行儀よく』について、ちょっとだけ考えてみませんか?

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