こんにちは!
矯正医の井上です。
週末は台風でしたね。連休でもありましたしレジャーの予定をキャンセルされた方も多いのではないでしょうか。
我が家もそれに違わず当初の予定を変更して、近くの電気屋さんで購入した簡易マイクで自宅カラオケ大会となりました。
娘と主人は歌って踊って大はしゃぎ。こうなると私は嫌な予感がするんです・・・。
夜、私の至福のお休みタイムをぶち壊すように二人が奏でる『い・び・き』!!
交感神経が高ぶったまま休むので、殺意さえ湧くほどの大音量なのです・・・。
いつもみなさんにおすすめしている『でっかい口唇テープ』を持ってくればよかったとつくづく思いました。
でっかい口唇テープ、いかがですか?
当院で歯並び治療や呼吸トレーニングでおすすめしているテープは少々でっかいので、最初はみなさん驚かれます。
装置を使用している方は装置がお口から出ないようにする側面もありますが、
あくまで鼻呼吸のトレーニングが主な目的です。
テープはピッタリくっつけずに、くちびるを覆うようにふんわり置いて、
くちびるの中央と両端をポンポンと軽く押さえるくらいでOKです。
装置なしでトレーニングしている方は、10分後にテープが湿っていないかチェックしてください。
湿っている場合は途中から口呼吸をしてしまっている証拠ですよ。
鼻が詰まり気味で少し息苦しく感じられるときは、鼻を通す呼吸をしてみましょう。
まずは大きく吸って~っと言いたいところですが、息は吐くことから始めます。
吐ききったら鼻をつまんで息を止めます。
そろそろ苦しい・呼吸したいな、と感じたら鼻から手を放し、鼻で息を浅めに吸います。
この時の、浅めにというのがコツです。
最初は苦しいですが、数回繰り返すと鼻がだんだん通ってきます。
鼻詰まりの症状がひどい場合は、お薬ももちろん大事ですが、
体の仕組みを知ってうまく利用して、自分で自分の体をコントロールするのも大事です。
口呼吸がなくなるとお顔立ちも体調も変わります。
それだけではなく、表情や目の輝き、心身の倦怠感も変わってきます。
口呼吸が悪いとわかっているけど、うまくいかないという方もいらっしゃると思います。
むやみに口を閉じてもうまくいかないものです。まずは口を閉じれる環境を整えることが重要です。
お子様やご自身の口呼吸でお悩みの方は、お気軽にご相談ください。