こんにちは!矯正医の井上です。
4年に一度の負けられない戦い、FIFAワールドカップが盛り上がっております!
いつもに増して蒸し暑い梅雨ですね~!頑張れ!!ニッポン!!
さて、4か月を迎える我が家の赤ん坊は丸々とよく肥えて、
某コンビニで売ってあるちぎりパンにそっくりな腕。
この時期にしかできない2ショットを記念に収めました。どっちがパンでしょう!?
この時期、生後3・4か月目の赤ちゃんは呼吸と飲み込みの機能が大きく変わり始めます。
噛んで食べる準備と、気道の確保をする準備が整ってくる時期です。
それまでの間に呼吸や哺乳の問題があると、抱くと反ってくる、指しゃぶりをするなどの症状が現れます。
かわいらしい指しゃぶりですが、実は赤ちゃんが何だかおっぱい飲みにくいな~と感じて、
自分で舌の位置を補正するように指を咥えているのです。おっぱいの噛み込みが浅くなってないですか?
赤ちゃんの首が後ろにカックンと倒れていることないですか??
成長に合わせた呼吸と飲み込みができないような『姿勢』が
指しゃぶりのような❝癖(くせ)❞を作り出します。
指しゃぶりの解消はお母さんの指でできますよ!
人差し指を下唇に当てて、赤ちゃんが咥えようとして前に倒れてくるのを待ってください。
カプッと咥えたら、そのまま指を吸わせてみて、それから
まだ歯はないですが、歯茎はありますから、奥歯が生えてくるであろう所をふれてみてください。
舌をもぞもぞさせながらも、指をカミカミしてきます。噛みながら吸いついてきます。
こうして正しい哺乳の仕方に導いてあげると、指しゃぶりも減ってくるでしょう。
おえっとなるのは普段の哺乳位置が浅いというサインです。しばらくするとすごい力で吸い付いてきます。
お父さんお母さんの指で口の中を触るだけで、お口周りの筋トレができて悪い癖もなくなります。
深く乳首を咥えられるような姿勢を抱っこで作ってあげてください。
寝るとき顔や体を反るようならば枕を調整してもいいかもしれません。
これもバスタオルで簡単にできます。
うちの子も思い当たる節がある・・・という方は、歯がなくてもぜひご相談ください。