みなさん こんにちは。
院長の井上です。今年は梅雨入りが遅く、やっと入った途端大雨… 以前のような梅雨ではなくなりましたね。大きな被害が出なければいいのですが…
さて、先日和田精密歯研が主宰する、谷田部優先生の講習会に参加してまいりました。
今回研修した内容は部分入れ歯の設計の要件についてです。
もちろんですが、まずは入れ歯にならないように自分の歯を残すことが第一です。
しかし、残念ながら残せない状態になったり、以前抜歯してしまって入れ歯が必要になる患者さんも多数いらっしゃいます。
入れ歯が必要なった際に、なるべく違和感も少なく、かつ審美的で、残っている歯を長持ちできるようにするにはどうしたらいいかなど、具体的な臨床例から学ぶことができました。
入れ歯の設計では、維持、支持、把持という3つの力が重要で、お口の中のどの部分でどの機能を求めて設計していくかがポイントになります。
さらに、ノンメタルクラスプデンチャー(金属のバネを使わない部分入れ歯)においては設計以外にも、素材が数種類あり、その素材自体に得意・不得意があることなども知ることができました。
入れ歯の患者さんに様々なアドバイスができるように、さらに勉強を続けていきたいと思います。
7月になり暑さもさらに増してきますので、皆様も体調に気を付けお過ごしください。
スポーツドリンクの飲みすぎにはご注意を!!