こんにちは!矯正医の井上です。
お盆休みも終わりましたが、まだまだ暑いですね~!!
前回の院長の話にもありましたが、コロナ対策とあわせて、熱中症対策まで・・・。
今年の夏はなかなか大変です!!
さて、少し前にちょとした話題になりました『イソジンうがい』覚えてらっしゃいますか?
ワイドショーの力は絶大で、その日の夕方にはヨード系のうがい薬はキレイに店頭からいなくなったとか!!
ところが翌日からは、情報発信の仕方を間違えてしまった吉村知事へのバッシングがはじまりましたね。
某局の朝のワイドショーのキャスターは
「体の中で増えて悪さをするウイルスにうがいって、口の中のウイルス減らしてるだけでしょ?僕自身はまったくピンと来なくて飛びつく気にもなりませんでしたけど・・・云々」
いやいやいや!!口の中のウイルス量減らすの大事でしょうーーーー!!
このコメントを聞いて、あぁ~・・・・もっともっと歯科関係者は頑張らなければならないと痛感しました。
個人的にはこのイソジン騒動、もっと違う方向で展開したらよかったのにと思います。
お口の中をメンテナンスすることは、体が元気であるための基本なんだと、みんなに知っていただきたいなと。
吉村知事、おしいっ!!
テレビのコメンテーターに歯科関係の人が入っていれば、バッシングだけではなく、そこから見えてきた大事な話ができたのかもしれません。
あの超ー濃い顔の、超ーイケメンの阿部寛さんが、歯磨き剤のCMで『大切なのは毎日のオーラルケア!』って超ーーーいい声で訴えているのに、響いてない・・・・。
阿部寛でも無理なのか・・・だったらうちの院長ではもっと無理だ・・・・・・。
そんなこと言ってられません!!
ウイルスは、口・鼻から感染します。
だったら手洗いとあわせて、口の中をきれいにして、単純に体内に入るウイルス量を減らしてしまうって理にかなってますよね!!
歯磨き・フロスは、感染リスクを減らすにはとってもとっても大事なことなんです。
唾液中のウイルス量が少なければ、飛沫によってほかの誰かを感染させるリスクも減らせます。
なーんにも目新しくもない、ほんとにつまらないお話ですが、いつも以上に歯磨き・フロスでお口をきれいにしときましょう。
この時期ですから、食後だけでなく、特に人に会う前や、飛沫が飛びやすい環境にある時、歯磨き・うがいをする習慣があってもいいはずです。
その時にイソジンを使ったとしても、そんなに目くじら立てることではありません。
薬剤ですので、必ず副作用もありますから、用法容量をしっかり守って使用すれば効果はあります。
歯磨き・うがいがなかなか難しい場合は、唾液の力を借りることもできます!
舌を歯列をなめるように動かしてたくさん唾液を出します。唾液は天然の殺菌成分ですからね!
院内でよくやっている、あいうべ体操もおすすめです☆
手あらい・歯磨き
なんでもないことが、大事な予防手段だったりするんですね。