こんにちは!矯正医の井上です!
今年もスタッフ一同元気に診療いたしますので、どうぞよろしくお願いいたします。
さて、コロナウィルスの感染拡大がなかなか収まりませんね。
当院でも変わらず感染対策して治療に臨んでおります。
検温や問診、手指消毒、うがい、換気の際の寒さなど、皆様にも我慢とご協力いただきまして感謝しております。
感染対策といえば、外出時のマスクは必需品ですね。
外出時ちょっと付け忘れたりすると、自分の顔面下半分がさらされて恥ずかしい気分さえしてきます。
もはやパンツですよ、もう・・・。
そんなコロナを予防する最終兵器の一つとされるマスクについての論文があることを目にしました。
子供(18歳以下)のマスク使用による健康障害についての論文・・・
えぇーーー!!コロナ対策最終兵器、唯一無二、唯我独尊状態のマスク様による健康障害ぃーーー!!?
対照群がなく確実にマスクの影響とは言えないが、と論文中にはあるようですが、簡単にまとめますと、
身体、行動、情緒のすべてにわたって非常に多くの副作用が認められたとのことです。
頭痛・集中力の低下・不快感・学習障害・眠気疲労感・呼吸苦・めまい・脱力・短い意識障害
にきびや発疹アレルギーなど悪化した皮膚症状・鼻血・耳の後ろの痛みや裂傷・片頭痛・視力障害
イライラ過敏症・保育園や学校に行きたくない・幸せを感じにくい・落ち着きがなくなる・睡眠不良・不安の発症・・・
こういった内容が報告されており、いくつか思い当たる節が確かにあるなと感じます。
歯並び治療で診る子供たちの呼吸指導などするときに特に感じます。呼吸が浅いなと。
特に呼気に関しては苦手な子が増えているなと感じます。
ちょうど眠たい時間に来てしまったのかもしれませんが、目に力がない(瞼が下がり気味)、反応が薄い、肩の可動域が狭くなっているなどなど・・・
病気から身体を守るためのマスクですが、やっぱり息苦しくなるのは当然で、息苦しくなればアゴがあがって姿勢が悪くなるのは必至で、そうなれば舌の位置は最悪で、きれいな歯並びに育つわけもなく。
アゴが上がれば目線は下がりますし、視野が狭まると体も心も動きが小さくなります。体と心は繋がっていますからメンタル面でも疲労感・無気力・息苦しさは当然感じると思います。
これは子供たちだけではなく、おそらく誰もが感じていることではないでしょうか。
思い当たる症状がありませんか?
もっと言えば、例えば言語を獲得する時期の乳幼児に、口の動きや表情が読み取りにくいマスクを着けた大人が長時間接することで何か問題は出ないのか単純に疑問をもったり・・・。
マスクの着用について賛否を問うわけではありません。
それでも色々な角度から考える必要はありそうです。
マスクをする理由、しない理由はその時、その人の状況によって違ってもいいと思います。
上記のような症状を抱えながら、それでもひたすらマスクを着用し続けることは、いったい何のためなのか、誰のためなのか。
コロナウィルスの全容はまだ分かっておらず、ワクチンができたとしてもインフルエンザのように人類が克服できない疾患は現に存在します。
この機会に、病気にかかりにくい、元気な心身を作るということは本当はどういうことなのか、一度思いを巡らしてもいいのかなと思います。
マスクを外したら、とりあえずあいうべ体操しときましょう。
飛沫が気になるのなら声を出さなくてもいいですよ!凝り固まった口周り顔周りをリセットしましょう!
思っている以上に口周りや顔周りはマスクの影響で動いていませんからね。
口呼吸になって保湿どころか乾燥が進んでお肌のトラブルも出ちゃいます。
動かして血流をよくして水分を運びましょう!
あいうべ体操の終わりは笑顔で☆嘘でも笑顔で☆
大きく口を開けて声を出すのも子供たちの発達発育、ご年配の方の誤嚥防止などに本当はとても大事なことです。
自宅のお風呂はどうですか?湿度もありますし、ここで一人カラオケならまったく問題ないでしょう!
コロナウィルス蔓延という過去に経験のない社会情勢の中ではありますが、
小さな町歯医者なりに、深刻ではなく真剣に、
皆さんの健康と元気のために何ができるか、何をすべきか、あらためて考え取り組んでいきたいと思います。